きびきびした投球■試合をイメージした練習ときびきびとした投球試合のときに打たれたらどうしよう、ストライクが入ら なかったらどうしよう、 という気持ちはピッチャーだったら誰でも経験したこと があると思います。 練習ではしっかり投げれたのに、試合で自分の力を出せ なかったりすることはしばしばあることです。 試合のときにそういった不安に打ち勝ち、自信を持って 投球できるようにするために、練習のときから次のこと を心がけてみよう。 ■「試合をイメージ」しながら練習しよう。 例えば、ピッチング練習をセットポジションでやる 時に「必ず3秒位は静止する」つもりでやります。 セットポジションの練習で静止する癖をつけていなけれ ば、試合で必ずミスをしてしまいます。 そういったことにならないよう、練習でも試合と同じ事 をやっておくことが大切です。 また、「満塁、カウントツースリー、絶対ストライクを 投げてやる!」 「ツーストライク追い込んだ、アウトコースいっぱいに 速い球を投げてやる!」というように、いつも試合をイ メージしてピッチング練習をすることです。 いざ試合でピンチになっても、自信を持って投げれる ようになると思います。 ■「きびきび」とした投球を心がけよう。 まず、できるだけ素早い牽制とクイックモーションを 身につけれるようにすることです。 そして、むだな牽制を減らし、投球間隔を短くするなど 「きびきび」としたマウンドさばきを心がけます。 そのような投球をすることにより、守りのテンポもよく なります。 ここ一発の牽制プレーもうまれたり、ピンチを救うファ インプレーも出たりして、ピッチャーが助けられること も多くなると思います。 良いリズムで守れば、良い攻撃につながります。 プロ野球でも、好投手が投げると試合時間が短くなること があります。 最近では上原投手、昔では江川投手が投げるときがそう でしたね。 リズムが良い投手は勝ち星が増えるのはそのためかもし れませんね。 最後にピッチャーはみんなに支えられているんだという 感謝の気持ちを持って、周りに気を配り、マウンドでは いつも笑顔でいることが大事です。 そうすれば、ピンチのときも必ず仲間が助けてくれるし、 きっと神様は味方してくれるはずです! さあ、がんばっていこう! 次回はシャドーピッチングについてです。 みんな毎日やってるかな。< |